パワーアップ
GibbsCAMとSandvikのコラボレーションにより、バージョン2023の生産性が向上します。
カリフォルニア州サウザンドオークスCAMBRIO社（本社：米国カリフォルニア州サウザンドオークス）は、GibbsCAM 2023を発表しました。新たな開発では、サンドビック・コロマント社とのコラボレーションによる新技術を導入しながら、中核となる機能へのフォーカスを継続します。GibbsCAMは、Powerfully Simple, Simply PowerfulというGibbsCAMの約束に基づき、エンドユーザーの生産性を向上させる高度なマシニングセンタのプログラミングにおいて業界をリードし続けます。
GibbsCAM 2023でパワーアップ
GibbsCAM 2023 features a number of significant Turning enhancements including the highly effective implementation of Sandvik Coromant PrimeTurningTM strategies. These new cutting methodologies permit turning and facing in all directions, delivering dramatic increases in high volume production. PrimeTurningTM has proven to deliver cycle time reductions of up to 50%, and upto 500% increase for insert tool life. PrimeTurningTM uses the slope of the insert for chip thinning to allow you to make heavy cuts and spread cutting forces and heat over a larger portion of the cutting edge, which in turn contributes to longer tool life. In addition, PrimeTurningTM adapts the feed rate (excellent for cutting on a taper) to constantly manage chip thickness which is ideal for high-volume and unattended environments. PrimeTurningTM supports two new tool types (CoroTurn® Prime Type-A with three 35° corners for finishing and fine roughing / getting into grooves etc, and CoroTurn® Prime Type-B with two strong corners for bulk roughing / heavy cutting) that both utilize a low lead angle to improve surface finish.
Commenting on the latest development, Åke Nilsson, Global Product application manager for Turning tools at Sandvik Coromant AB says, “we have now extensively tested the PrimeTurningTM cycle in GibbsCAM, and it's really good. The team have taken an innovative approach and I must say that they've made a tremendous job with the technology implementation".
その他の強化点としては、共振によるびびりを抑制し、CNC 機械の切屑分断を改善するために、ほとんどの旋削工程で切削負荷変動を制御する新しいオプションがあります。この機械機能は、オークマでは可変主軸回転数、シチズンでは低周波振動とも呼ばれています。VoluTurnの機能は、切り込み深さの変化に応じて送り速度を瞬時に変化させることで、切削中の切り屑の厚みをアクティブに制御するように拡張されています。
ねじ切り加工は、面ねじ切り、可変ピッチねじ切り、マルチピッチ、ポジションツールフロントオプションで拡張されました。ユーザーは、工具ダイアログで正確な開始/終了スペックを簡単にコントロールしながら、部品の表面にらせん状のねじ山を作成したり、ピッチねじ山を1回転ごとにインクリメンタルに変化させたり、連続したねじ山に異なるピッチを生成したりできます。
その他多くの旋盤加工機能強化に加え、工具チップの3D形状をより正確に定義するために、工具チップのレーキとバックリリーフを指定できるようになりました。また、楕円輪郭加工は、ソリッドパーツ内の楕円穴加工に使用できるようになり、内径（ID）と外径（OD）の両方で、ラジアル（Xr）ストックオフセットをサポートします。
GibbsCAM2023の円筒加工は、CS深さ軸の "スライス "を直接選択することで、より簡単になりました -- 円筒形のボスやポケットを加工するために閉じたプロファイルを選択したり、溝やリングを加工するために2つのループを選択したりできます。新しいスパイラルボーリング機能は、各Zステップで直径いっぱいにスパイラル状に切り込みます。さらに、ミル荒加工では、プランジやランプができない高速ミル工具をサポートするために、キャビティエリアを省略できるようになりました。
GibbsCAM2023は、デフォルトのドリルサイクルタイプを拡張し、ガンドリル、可変ペック（フルアウトとチップブレーカー）、ペックタップ（フルアウトとチップブレーカー）の5種類を追加しました。さらに、旋削加工とドリル加工/ボーリング加工の両方に使用できる新しいマルチファンクションインサートドリル（Sandvik Coromant CoroDrill® 880シリーズなど）がサポートされました。多機能インサートドリル工具タイプは、旋盤加工、旋盤ドリル加工、フライスドリル加工を、後退や工具交換の動作なしでシームレスに切り替えることができます。また、逆回転工具を使用した旋盤穴あけ用の新しいオプションも含まれています。このオプションは、指定されたRPMで逆方向に回転するようにライブツーリングスピンドルに指示し、スピンドル速度を効果的に増加させ、材料除去率を大幅に向上させます。
機械サポートのための多くの新機能には、別の起点から工具交換を設定する機能が含まれています。これには、パート（以前のバージョンと同様）、パートステーション、マシン、またはツールグループに基づいてツールチェンジホームロケーションを設定する機能が含まれます。さらに、送り速度が異常に高い工具動作にフラグを立て、オペレータに安全警告を出すことも可能です。フィクスチャービジビリティのような新しいシミュレーションモードとともに、GibbsCAM 2023はシミュレーション機能を大幅に強化しました。
最後に、作業方法に合わせてパーツを整理することがこれまで以上に簡単になりました。GibbsCAM 2023では、パーツ内のワークグループや座標系を分類・整理し、アクティブなオペレーションと非アクティブなオペレーションを指定することができます。使いやすさを向上させるために、新しいタブが追加され、パートごとにワークエリアの制限を設定したり、新しいツールパス作業に割り当てることができるようになりました。さらに、Post Processor ダイアログの Work Fixtures タブでは、使用中のオフセットを加工座標系ごとにグループ化できるようになりました。これにより、1つのフィクスチャ・オフセットで複数の座標系が使用されている場合の可視性とプログラムの安全性が向上します。
